2008-08

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9月2日 恵比寿のバーでマンガの日


恵比寿駅東口を出てベッカーズ沿いに右折し、はじめに左折できる道に入ると、いつもおいしそうな匂いをさせている焼肉やがある。
でも私が向かうのは、その焼肉やではなくて、同じビルの一階奥、「エンククイ」というお店。

バーなんだけど、と言っても決して無理したバーではない。
内装もだいたい手作り。
アーティストさんが代わる代わる作品を展示する。マンガがあったりもする。私はマンガを読み始めるとどこにいても音が聞こえなくなるほど集中してしまう癖があるので、バーを満喫のように使ってる気がする。

値段は、私が飲むウィスキーがミニマムの価格で800円とちょっと、高めだけど、こんないい場所にあるバーだからそれは目をつぶる。恵比寿の駅前のビルの中で、空が見えちゃうんだよ。けっこう素敵。
客層も、普通の人たち。かっこつけてない。普通普通。

このバーを経営するのが、まよちゃんと言って、とっても目が大きいとってもかわいい女の子。
不思議な力を持っていて、彼女を前にすると、たまに女の子だということを忘れがちな私も、女の子に戻って、誰にも話していないことも、ついつい話してしまう。

このお店、一人で来るお客が多くて、なんだかすぐに友達になる。
でも友達になりたくなさそうな人はそうっとしとく。マンガにも集中できる。

この間マンガを読み終わって一服していると、近くにいた33歳のパン屋さんと仲良くなった。
話のネタは彼の作るクロワッサンのバターは27階層だというロマンについて。

そんな彼とまよちゃんと、9月2日の火曜20時くらいからマンガ大会やります。

店にマンガはたくさんあるから、おすすめのマンガを持ってきても持ってこなくてもいいけどとにかく漫画を読もうというユルイ会。別に人もがんばって集めないけど、3人で飲みながらマンガ読んでるので、お疲れのみなさんよろしければぜひー。
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【告知】米国社会起業家の旗手が来日!来日特別講演&交流会 9/12 18:30-22:00

友人から告知。楽しそうなイベントです。


NY発 世界の街を変える、米国社会起業家の旗手が来日!
◆………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥‥………………………◆

「ビジネスの手法を駆使して、
  ホームレス支援とコミュニティ再生に挑む、社会起業家の仕事に学ぶ」

  コモングラウンド・コミュニティ 代表
   ロザンヌ・ハガティ(Rosanne Haggerty)氏 来日特別講演&交流会
        
                           ( 逐次通訳付 )

                      2008/09/12 18:30-22:00
◆………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥‥………………………◆
                  http://www.etic.or.jp/incu/0912/

 この度、米国を代表する社会起業家として著名なロザンヌ・ハガティ氏の
 来日に際し,以下の主催4組織が合同で、特別講演会を開催致します。
 行政、金融、企業、市民を巻き込み、次々に街を変えていった、
 一流のビジネスパーソンでもある氏の仕事に学ぶ貴重な機会です。
 終了後に、氏を囲んでの交流会を予定しております。

 ………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥‥………………………

 《概要》           
 日 時:2008年9 月12 日(金)講演 18:30~21:00(開場18:00)
                 交流会 21:00~22:00
 
 会 場:新生銀行本店 20F
    東京都千代田区内幸町2-1-8(日比谷シティ・プレスセンター隣)
 http://www.shinseibank.com/investors/about/company/head_office.html
    ・都営三田線 内幸町駅(A4・A6番出口)
    ・千代田線 霞ヶ関駅(C6番出口)
    ・銀座線 虎ノ門駅 (9番出口)
    ・JR新橋駅

 定 員:150名
     (8月31日〆切 尚定員になり次第〆切をいたします)
     http://www.etic.or.jp/incu/0912/apply.html

 参加費:一般 3,000円
     学生 1,000円

 主 催:ジャパン・ソサエティー / 株式会社新生銀行
     NPO法人ISL / NPO法人ETIC. 
 ………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥‥………………………

 ◆Rosanne Haggerty
  (Founder and President, Common Ground Community )

 ホームレスへの支援を通じて、地域社会の活性化に貢献するプログラムを独
 創的な手法で実現している、コモン・グラウンドの創業者、ロザンヌ・ハガ
 ティ氏。
 名門アマースト大学を主席卒業後、ニューヨークの教会で1年間ホームレス
 支援のボランティアをしていたハガティ氏は、このままでは問題の根本的な
 解決にはつながらないと考え、一つのアイデアを思いつく。それはニューヨ
 ークの中心、タイムズ・スクエアにある中古ホテルを改装し、ホームレスに
 安価で住居を提供、同時にヘルスケア、就業支援サービスを行うというもの
 だった。
 何のバックグラウンドも資産も持たない氏は、その資金の融資を市に申請。
 粘り強い交渉の末、市長直々から融資の承認を受けたコモン・グラウンドの
 取り組みは、現在ではニューヨーク市を中心に他地域にも展開し、その規模
 は2000室以上に及ぶ。そして、最初に取り組んだタイムズ・スクエア周辺で
 は、ホームレスが87%減り、同時に犯罪率も激減(殺人100%、窃盗80%
 減少)、安全な街として不動産価値も大きく上がり、地域に貢献するなど、
 大きな成果を生み出している。

 また、この取り組みのもう一つの側面は、その事業性。非常に快適な部屋や
 充実したサービスを提供しながらも、市がシェルターや刑務所、病院でホー
 ムレスを受け入れるコストよりも格段に低いコストで運営を実現。
 上記の犯罪率の低下など、見えづらい活動の成果を数値化し、ミュニケーシ
 ョンすることで社会的投資を呼び込むという事業的方法論を用い、効率的な
 運営を進め、同時に、持続的に活動が行える体制を整え、社会課題をその根
 本から解決する活動を大きく展開する、まさに事業と社会性を融合させた社
 会起業家の好事例であるといえる。
 2000年以来、度々来日し、日本の社会や文化に特別な思い入れを持つ。

 ………………………‥‥‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥‥‥………………………
 《お申し込み》
 下記のページよりお申し込みください
 http://www.etic.or.jp/incu/0912/apply.html

 8月31日を〆切としております。
 また定員になり次第〆切をさせていただきます。何卒ご了承ください。

 --------------------------------------------------------------------------
 本イベントに関するお問い合わせは、
 以下までメールもしくはお電話にてご連絡ください。

 NPO法人ETIC.(エティック)
 運営事務局 (担当:加勢)
 info@etic.or.jp
 03-5784-2115
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絶滅に瀕した日本の愛妻家の保護育成に努める

昨日会った彼はバツイチで、現在「日本愛妻家協会」を設立した博報堂の山野さん。地球温暖化よりも家庭寒冷化現状を解決することの方が世界は平和になるって叫んでる。


確かにそうかも。



日本愛妻家協会 http://www.aisaika.org/

設立趣意書
1、失われつつある日本独自の愛妻家という文化を再生します
2、絶滅が危惧される愛妻家の生態を調査し保護育成に努めます
3、愛妻家だけもつ知られざる倦怠感削減の知恵を世の中に広めます



なんて半笑いしながら、いろいろ仕掛けてる。

まず群馬県の嬬恋村に掛け合って、村役場に日本愛妻家協会嬬恋総本部をおいた。

倦怠感削減アクション第一弾
1月31日を勝手に「愛妻の日」にして「男の帰宅大作戦」決行

倦怠感削減アクション第二弾
持続可能な夫婦関係を求めて 女の愛妻家生態調査報告 愛妻家ホルダーズのささやき

倦怠感削減アクション第三弾
「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」実施。通称:キャベチュー。

夫婦環境改善アクションプログラム第四弾
夫婦で手をつなごう計画 手つなぎ写真トラックバック作戦


あとは愛知万博にて「愛妻家救済コンサート」したり。

などなど。

いろいろやってたらCNNに大げさにとりあげられ、世界のさまざまなメディアにも取り上げられて、「働きすぎで疲れた日本の男性も、妻に愛を伝えた!」なんてたいしたことないような、たいしたことあるニュースがとびかっているらしい。
海外メディアが来るたびに山野さんはしょうがないから、奥さんと鍋をして日本の家庭はこうなんだと、撮影させるのは通例。


そうこうしていたら、わざわざ若いカップルが、嬬恋村に婚姻届を出しにきたとか。
http://www.aisaika.org/media.html


メッセージ × ユーモア × デザイン = 新しいアドボカシー活動


夕張と変わらず財政難な地域だといわれる嬬恋村にとってはひとつの地域おこしになってる。
キャベチュー後のキャベツを「勇気野菜」として売り出したりしてる。
婚姻パックでツアー組んだりもしはじめたって。


うちはまだ、キャベツに頼る心配はないけど、仕事しながら床で寝てしまった彼を今日はやさしく起こしてあげることにしてみようかな。



と思ったけど、やさしく起こしても起きない!
しぶとく寝てる。先に寝よ。

子供を産む育てる

昨日仕事が終わっていつもどおり飲んでいたとき、目の前で大騒ぎしている子供が無性にかわいく思った。
気が狂ったように走り回っていて柱から顔を出したり隠したり行動が全部ばかばかしくて、全部許せる。
子供が無駄に走り出せば、親はあわてて追いかける。
子供が「あー」とか「ぶー」とか言えば、親は心境を理解しようとして何か食べたいのか、おしっこがしたいのか、考える。
子供の大人マネジメントがすごい。
ぜひその秘訣を教えていただきたいわ。



以前とある公立の商業高校の高校生から聞いた話を思い出す。

「俺の父親は酒飲みでいつも母親を殴っている。
 家にお金も入れない。家族はみんな、毎日口もきかない。
 だから自分は大切なものを大切にできる大人になりたい。」

きっとこの子の父親がその女性と結婚した時にはそんな風に自分が振舞う夫になるなんて思っていなかったはず。

そして、その父親が父親になったとき、息子にそんな風に思われる父親になるなんて思っていなかったんじゃないかと思う。

何かのコミュニケーションのズレや誰にもわからない父親のストレス、そして一度の過ちが起因して大切な家族との関係に信頼残高が減ってきたことを実感するたびに、謝る勇気もなく言い訳もできず、孤独感があふれる。
それらがまた、暴力に変わり、家族はさらにひいていく。なんてことを繰り返しているのか。

今の私は子供を産むのが怖いと思う。暴力はふるわないだろうけど、私もいつか、大切な家族に対して感情がコントロールできないままに、絶対に言ってはいけない言葉を吐いてしまいそうなのが想像つく。
それが原因で本当は伝えたい愛を伝えられず、小さな心のズレをどんどん深めてしまいそうで。そんなことをいつか、してしまいそうな気がする。


だから、怖い。怖いと思ってから、無邪気に子供がほしいなんて思えなくなってしまった。

ただ、少なくともこの高校生の彼は、父親を許すことはできないまでも、その過ちを教科書にして、生き方を学んでいる。
そういう子供を育てられたという意味では、この父親もひとつの子育てを、達成しているのかもしれない。


もう少したったら私も、子供を育てられるかなって、思えるようになるのかな。それはいつか確信を持てるものなのか、子供を産んで育てている人たちに教えてもらいたい。


私もその確信、持てるようになったらいいな。と、思うけど。



親の期待と姑のプレッシャーから最近のホットな話題で子供を見るたびに、いろいろ思うんだけど。まだ・・私は子供だなー。

今だから、子供を大人になるまで育て上げた人たち、まじめに尊敬するわー。



・・・あ!すごい!荒木がしょっぱなからホームラン!
日本女子が金メダルとって、なんだかかわいそうな比較ばかりされてる男子野球だけど、応援してるよー。

もう一度那覇のゲストハウスとコトブキ(沖縄一人旅 8/18)


伊江島では結局3泊4日楽しんだ。
最終日、那覇に戻ってきて、どこに泊まろうかなと思ったけど、なんだかんだで月光荘に戻った。

そして、引き寄せられるように、コトブキに。
旅の初日はこのノリ、私はいいや、と思っていたはずなんだけど。

でもこの店は、素直にすごいと思った。
一人で来ている客も、みんなで来ている客も、なじみの客も、近所のおっさんも、最終的にはみんなで飲んだり歌ったり。

それは決して自然に起こっていることではなくて、店を経営している人たちが、体力とコミュニケーション能力をふんだんに発揮して、雰囲気を作ってる。
客をちゃんとつなげる。
でも、無理につなげようとしているんじゃなくて、その雰囲気で、みんなが勝手につながる。

オイコラ!税金払う生活に戻りなさい、って、思う客もいるけど。
君の住民票はちゃんと沖縄にあるのかね!って聞きたくなる客もいるけど。
いるけどどころか、たくさんいるけど・・。
まあ、この人たちにって、今はそういう時期なのかもしれないねと許せる。
決して博愛主義者ではない私も、そんな気分になってくる。


コトブキは昼はラーメン屋をやってるらしい。
沖縄は沖縄そばのお店はあるけど、なかなかおいしいラーメン屋に出会えない。そんな中、ここのラーメンはおいしい。
お店自体もなんだかかわいい。
お酒も安い。
ついでにいうと、お店の店長もかっこいい。


この日のコトブキにはホームレスみたいな人と、三味線の先生、恋に破れた傷心旅行の大学生と、沖縄でフリーで働くデザイナー、もう何年間もここで飲み続けて店で寝て夕方起きる生活をしている人とその友達、が、いた。


正直、旅人暦皆無は私としては、何が野暮かがわからない。
年齢とか聞いていいのか、職業とか聞いていいのか、よくわからない。
私も特に聞かれないし話さなかった。


気づいたら朝になってた。
酔っ払って寝て朝を迎えるなんていうもう何年もやってないそんな私にとっての非日常は、
ここではもう何年もそれが日常で、この人たちはそれを毎日つづけてるのかなと思うと、それはそれで、強いプロ意識があるんだろうなと、ふと思う。



月光荘とコトブキ
ゆいれーる 見栄橋駅 徒歩5分
歩いている人に聞けばすぐわかると思う。

民泊(沖縄一人旅 8/16 午後)


いま私が泊めていただいているのはたまたまの縁と出会いのおかげではあるのだけどもともとここでは民泊という制度をつくり多くの修学旅行生を受け入れているらしい。

民泊とは、村の人の家に泊まって衣食住ともにしながらいろんな体験をすること。
もちろん、お金を払って泊めていただく。
その分、その家の人がいろんなところに連れて行ってくれる。
農家は牛の世話を。
漁師は海に。
おじい、おばあは、戦争の話を。
など、パターンは家によって違う。

リゾート気分を味わうことも十分にできる島なのでそれを目的にする場合、おすすめはしないけど、今回の私のように、言葉にならない何かを探している人にはおすすめ。


ちなみにこの島で民泊を一番はじめにはじめたのは、幸ちゃんだとか。

はじめはひょんなつながりから不登校児の受け入れをした。
不器用な親のバランスがとれない愛が、子供に歪んで伝わることはよくあることで、子供のことを考えているけど、いったいどうしていいのかわからない、だけどなんとかしたい。
つながりから、なんか面白い奴がいるらしいという紹介で、幸ちゃんのところに数人送り込まれてきた。

学校に行きたくなければ、行きたくなるまで待つ。
話したくなければ、話したくなるまで待つ。
それが幸ちゃんのやり方。


漁業資源もなくなってきている今、観光収入は重要な財源。
地域おこしの文脈で、その方法として民泊を村全体に広めた。


今年度は25000人の就学旅行できた子供を受け入れるらしい。
幸ちゃんは、本島の意味での社会起業家なのかもしれない。




そんな伊江島、行きたい人、島の人をご紹介します。

そのへんのホテルに泊まって、体験ダイビングなんか行って、機材とかそろえて、島の料理なんかを3食食べてたら、それだけでもう1泊で結構なお金かかるでしょ。
ちなみに私は新婚旅行で体験ダイビングをしたけど、たしか30分もぐって12000円ほどかかった記憶がある。どこでもそんなもんみたい。

私は海に初日は3時間、2日目は午前と午後ずっと、3日目は貝殻拾ってエイサー見て、4日目に帰った。ずっとそんな大金払わなかったけど、相談すればなんとでもなる。
私は営業代理店じゃないけど、相談すればもうちょっと安くしてくれるはず。


心からお勧めする伊江島の民泊。
ぜひいろんな人におすすめしたい。
っていうか、幸ちゃんを、紹介したいのほうが大きいかも。
漁師はかっこいい。

食物連鎖(沖縄一人旅 8/15 午後)

漁港から15分ほど船で移動して、サンゴに何かを引っ掛けて、船を固定して海に入る準備。海に入っても日に焼けてしまうからと、幸ちゃんに長袖シャツを借りて海に入った。
できると言った手前、言い出せないものの岸から船が遠ざかるたびにどんどん心配になっていった私の泳ぎも、シュノーケルとフィンさえあれば意外に泳げることがわかったのが救い。
ありがとう父。



海の中はすばらしかった。
夢のような世界ってこういうことをいうんだろうな、と。
はじめはのんきにニモにでもなったような気分で魚を見ながら泳いだり、調子に乗って魚についていったりしてみた。

本当に魚はどれも綺麗で、海の中で光っていたり、スイミーみたいに、同じ種類の魚がみんなで泳いでいたりする。




でも・・気づいてしまったのは、その綺麗な魚はどれも昨日の刺身だった。
私がのんきに泳いでいる真横で、気づいたら漁師たちが水中銃で魚をぐっさり刺して、魚の体から海の水になんか赤とも黒ともいえない液体がにじむ瞬間を見たときに、そりゃそうだよなと思いつつ、なんとも。

こんな気持ちになるなんて私って純粋なのか。
純粋なわけじゃなくて、生きてる食べ物をその場で殺して食べたことがなかったから知らなかったんだろうな。

そりゃそうだ、そりゃそうなんだよ、あたりまえなんだけど、なんだか本当に、びみょうーな気分になった。


複雑な気分になりながらも、海からあがって、漁師がすぐに刺身にしてくれた魚肉は、やっぱりおいしかった。





追い討ちをかけるように、いろいろと続く。

幸ちゃんの家のヤギにニンジンを食べさせていたら、こいつは数日後に肉になることを聞かされた。


この島では昔、犬を食べていて、幸ちゃんも犬の皮をはいで食べたことなんてざらにあるとか。


さらに今日は終戦記念日で、テレビを見ていたらどうしても食べるものがなかった兵士たちが人肉を食べたこともあったなんて話も聞いてしまった。



本当に食べるものがなくなったときのイメージなんて今はできない。
できないけど、本当に食べ物がなくなっているわけじゃない今、コンビニで買い食いすることと生きているものを殺してその場で食べることは
実は両方同じことで、第一次産業の彼らにとっては私よりも食べることと殺すことが近いだけ。



すっかり流行ってる「食育」ってやつの、本当の意味でのそれを、この島で教えられている。

ご近所物語(沖縄一人旅 8/15 午前)

幸ちゃんが朝から「ミーティング」をしているというので6時に起きてついていった。
というより、起こされてついていった。
昨日夜中1時まで語り合っていたのに、ちゃんと起きる幸ちゃんは偉い54歳だなと思う。
逆かな。54歳だから起きれるのかもしれん。


漁港で適当に海を見ていると、漁師の仲間が集まってきて、風や波の動きから、船が出せるとか出せないとか、はたまた別れた女が残した子供の心配まで、海と村と自分と家族の話を共有する。



幸ちゃんが走っている中学生男子に声をかけてからかう。
隣の小学生の女の子は「幸一、遊ぼうよ」と足に絡みつく。
海で見かけたマレーシア人女性とその子供の中学生女子を午後からの漁に「ついてくるか?」と誘う。女子は喜ぶ。
海で捕ってきた魚で売り物にならないものは農家に分けて、農家からは野菜をもらう。

ここには、イマドキ見かけないご近所物語が存在している。


なんだか素敵だった。


今日は午後から漁に行く。
果たして25メートルプールでしか泳いだことのない私は泳げるか。
言っちゃった手前、もう言い出せないしなー。

俺は昔、この島一番のワルだった(沖縄一人旅 8/14)

14日からしばらくのあいだ、伊江島という沖縄北部の国頭村に位置する島のガテン怪獣系漁師、幸ちゃんの家で民泊させてもらうことになった。


沖縄の、極道からソープ嬢までみんな友達。
友達も多いけど同じくらい敵も多い。
空手有段者だけど、たばこと喧嘩で段位は剥奪。
米軍基地近くで米軍から「Hold up!」と言われて基地に連れ込まれ、よくよく聞いたらフセインと間違えられてた。
世界中に子供がいるとかいないとか。

若いときはこの島が大嫌いで那覇で相当遊んでからフィリピンへ行き
捕鯨船で働きながらヨーロッパに渡り、鯨を捕っていた。
鯨を捕ることを生業にしてそれで生きていた彼らからしてみたらグリーンピースの環境問題の視点から捕鯨禁止を訴える立場は自分たちの仕事の強奪されることと同じだ。
自分たちとその家族に死ねというのか、という立場で第一次産業を仕事にしている彼らにも言い分がある。
鯨が増えたら増えたで別の生物が食べ物になる。
それが生物が生きていくうえでのあたりまえの食物連鎖だと豪語する彼の話は、きっと正しい。
グリーンピースの、クジラは漁業資源ではなく保護すべき野生動物だという視点も正しい。
きっとどっちも視点を変えれば正しいのだけど、本気で生きてるから、声を上げられるのだと思う。
グリーンピースともかなりヤリあったらしい。

なんて感じで、伊江島唯一の山、ぐすく山(城山)から島全体を見下ろしながら語る語る。

最近久しく会っていないガテン系。
嫌いな言葉は目標と努力、といいながらもかなりの努力家で野望もたっぷりな彼は男気あふれすぎてるけど、東京男子に注入したい強さがある。

癒しより刺激(沖縄一人旅 8/13午後)

今回の沖縄行きは、12日から18日。
12日は、カタリバ沖縄支部の立ち上げと初回現場見学。
13日からはそのままお盆休みの旅に出る。

・・が予定だったが、沖縄支部を立ち上げようとしている彼女たちの
日差しよりもアツい情熱にほだされて結局13日と17・18は、彼女たちに時間をささげることにした。
カタリバの地域展開のビジネスモデルがまだ描けていないからなかなかかかわることもできないし。こんな機会もなかなかないから、いいのだ、と、自分に説明しつつ。

だけど、今回はそれをしない時間を過ごすことがお盆休みの目的半分のはずだった。




この旅のコンセプトは癒しよりも刺激。
今気づいていないことに気づきたい、知らないことを知りたい、
見たことないものを見たい、触れたことのない価値観に触れたい。
なんて私ってば若々しい欲求。

10年前の大学入学当時、同じことを思っていた。

この人たちって、普通そうに見えてもちゃんとこの大学に合格してるんだなあという尊敬と、AO入試合格ならではの劣等感からスタートした大学生活。
高山から出てきたばかりの当時の私は、地下鉄にもなかなか慣れられない田舎もので、大学ではお姉系の女子たちの格好を真似してみたりしたりしなかったり。

とりあえず、入学してすぐに10個ほどのサークルや学生団体に参加して、気が合うコミュニティを探した。自分が知らないことは全部知りたいと思った。

できないことなんて何もないと思っていたあのころのそれと、今回の旅で知らない世界に飛び込みたい感覚は、なんか似ていた。

田舎から出てきた私が都会に慣れようと努力した10年前。
10年経って、都会で死ぬほど働いている毎日に足りない何かを、田舎に取り返しにいこうとしているのが、なんだかくすぐったい。








そんな沖縄。


那覇は、前記したゲストハウス独特の人種と空気感は面白かったものの、それ以外はいまいちだった。
国際通りも公設市場も、それは決して沖縄の人たちの日常ではなくて、見渡す限り観光客が多い。
みんなに勧められる美ら海水族館も、ぜんぜん惹かれない。
観光地で、ましてや観光業の家庭で育ったからか、なんだか違う。

刺激を、探した。

ただ離島に行っても、遊び方がわからない。
泊まるとことも、リゾートしたいわけではないからホテルは違う。
旅人同士の交流も月光荘で十分だから離島ではゲストハウスも違う。

できれば島の生活に入り込んで衣食住ともにしてできることがあれば手伝います、なんてことをさせてくれるところはないのだろうか。
沖縄の人に会うたび説明した。
いろんな人に話したけどピンとくる場所がない。

が、さすが今津氏。知り合いの伊江島の漁師さんにダメ元で電話してくれた。


私「突然ですが、明日からお世話になりたいんですけど・・お世話になれませんか。できれば衣食住ともにさせていただきたいですが・・。」

漁師「何がしたい?ダイビングか?」

私「いやー、ダイビングというよりは、漁についていきたいというか・・」

漁師「もぐれるのか?」

私「プールでは泳げます」

漁師「海は?」

私「生まれも育ちも海無し県ですが気合は入ってます。」

漁師「おぼんだから親戚が集まるけど、手伝いはできるか?」

私「はい!なんでもやりまっす。」

OKが出た。

明日から伊江島に出発。いつまでいるのかは、決めていない。
さすがに2泊くらいかなー。

あー、超、楽しみ。

とりあえず、島ぞうり買って、履いてきたヒールは東京に送り返して身軽にした。
沖縄には、化粧もヒールもパリッとしたジャケットも、どうでもよくなる魔法があった。

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プロフィール

kumimamura

Author:kumimamura
今村久美
▼特定非営利活動法人
 NPOカタリバ代表理事
▼コラボスクール
 女川向学館・大槌臨学舎校長
▼高円寺・中野・女川町・大槌町 を行き来する毎日。
 校長と呼ばれることが
 まだムズカユイですが、
 名前についていけるように
 がんばります。
▼このブログは、私が好きな
 ように使う個人ブログです。
 NPOカタリバ公式発信では
 ないことをご了承ください。

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