2017-05

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居心地がいい

大学生の頃、私はケータイをトイレに落とす天才なんだと思った。3回連続落とす人は自分しか見たことない。もうここまで来るとげんなりで、3回目には機種変せずに新規でケータイを購入。
ケータイを新しくすると、アドレス帳が分からなくなる。
すっかり高山の友達と連絡がとれなくなった。それからもう8年経つ。

ケータイでつながっていなければ、唯一の関係が切れてしまったのかのようで、実家に帰ると私はいつも家からでない。大学入学後から今日まで10年ほど、実家に帰ると東京にいる時の正反対の自分になる。ここでは一気に出不精になっていた。

なんて、本当は、ケータイ番号がわからないことを言い訳をしていたのかもしれない。
住んでいるところが離れて、空気も違って、コミュニティも違えば言葉も違う。そんな昔の友達と会うことに、ちょっと億劫になっていたのが正直なところ。

会おうと思えば、ケータイなんかなくても、会えたはずなんだけど。
で、今回は、会おうと思ったので、会うことにした。
社会起業家なんていう言葉に踊らされて、市民の力は地域の力です、なんてえらそうに講演しているくせに、たぶん私は知らないことがたくさんある。
例えば、自分の大切な地元を支えてくれている人たちがどう生きてるのか。何を大切にしてるのか。知りたかった。


土曜日曜と、大好きだった友達と会えた。
私が選ばなかった、地元で暮らすという選択肢を選だ彼らは、私が知らない高山の楽しみ方を知ってる。私には実感のない地方独特の不景気感も、体で感じてる。その中で、自分の役割としての仕事をもって、みんながんばってる。
それが、ケータイ屋さんの窓口だったり、信用金庫の営業してたり、スキー場で働いたり、旅行代理店で働いたり、薬剤師になったり、母親になったり。みんなで高山の経済を支えてる。
働くって、地域の中で役割を持つ、っていうことなんだよなと、当たり前なことを思ったりした。

顔も変わってなければ性格も変わってないけど、やっぱりみんなどこか大人になっていて、きっと私もそうなんだろうなと思った。だけど、名刺を持たずにコミュニケーションができる、大切な友達。私がなんの仕事をしているのかなんて、関係なくて、それもまた居心地がよかった。


何がどうして駄目になったのかもはや忘れた高校生のときの彼氏は、確かとってもけだるい奴だった記憶があるのに、営業マンらしくなんだかとても大人になっていて、それも今回の醍醐味だったり。
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Author:kumimamura
今村久美
▼特定非営利活動法人
 NPOカタリバ代表理事
▼コラボスクール
 女川向学館・大槌臨学舎校長
▼高円寺・中野・女川町・大槌町 を行き来する毎日。
 校長と呼ばれることが
 まだムズカユイですが、
 名前についていけるように
 がんばります。
▼このブログは、私が好きな
 ように使う個人ブログです。
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